摘要:世界が二度滅び、そのどちらにもニカが関わっていた。太陽の神は破壊者なのか、それとも救済者なのか?皆さん、こんにちは、私はシレンナです。『ワンピース』第1136話が公開されました。タイトルは「太陽を待つ国」。扉絵は鬼の子ヤマトの金稲荷代参、第22巻:ホールデムが
世界が二度滅び、そのどちらにもニカが関わっていた。太陽の神は破壊者なのか、それとも救済者なのか?皆さん、こんにちは、私はシレンナです。『ワンピース』第1136話が公開されました。タイトルは「太陽を待つ国」。扉絵は鬼の子ヤマトの金稲荷代参、第22巻:ホールデムがヤマト、タマ、スピードを秘密基地に導く、ヤマトはタマがスピードに乗っている間、ホールデムに先導を強いる。基地の屋根はフーズ・フーの頭の形をしている。
ルフィ:“ほんとにうめ…な…恐竜みてエな味がすんだな...ヘラジカ!”
ヤルル:“よく獲れたな!ヘラジカは美味いが凶暴だ。”
ルフィ:“ありがとな、ハイルディンスタンセン!”
ハイルディン:“恩人の為なら、危険などいとわねェ。”
巨人の料理人:“ディガガ、喜んで貰えて嬉しいぜ。”
エルバフの古代の島が久しぶりに賑わいを見せ、ヤルルがこの地の悠久の伝説を語り始めます。
ヤルル:“人間族がこの「陽界」に来る事は珍しい入島手段がわからず「冥界」をエルバフと思い逃げ帰る者も多い”
巨人:“おい! オーズは巨人族に伝わる凶悪な戦士だぞ!”
ウソップ:“そうさ!お前らの3倍はある巨体にトドメを刺したのがおれだ!”
巨人:“ウオオオ!キャプテンウソップ!”
巨人:“本当に肌が青い……”
ジンベエ:“魚人島はもっとカラフルじゃ。海の魚達の様にな!”
巨人:“おれは人魚を見てみたいんだ! ”
サンジ:“そりゃ美しいぞ、お前ら!「人魚の入り江」はもはや天国!”
巨人:“うお!”
サンジ:“巨人族のお姉さん達もキレイで昇天しそうだぜ……”
巨人のお嬢さん:“やーね、サンジ君かわいいんだから!”
サンジ:“うほ……全方向美女で埋め尽くされるウ……”
巨人:“お前は一体何族なんだ?”
ブルック:“え?私は何族なんですかブル……スYeah!”
巨人:“広い世界にイ乾杯!”
ゾロ:“意外と海へ出た事ねェ巨人達も多いんだなね!”
ナミ:“エルバフの巨人は全員海賊だと思ってた。”
ナミはその話に夢中になり、感嘆の声を漏らしていると、突然巨大な顔が近づき、涙が飛び散ります。
ロード:“ぎゃあ!ナミたそ麦わらの一味たそ…先程はホントにごべんださい!”
ゲルズ:“許す気はないんだけど、ちゃんと謝罪をね!”
ロードは心で思った:“ドSのゲルズたそに...恋心不可避…”
ゾロ:“気にすんな。別に死人も出てねエし。ただし…あの時おれ達はウソップに反撃を止められてたんだ。それがなけりゃ...お前の首は飛んでた。”
ゾロの瞳は地獄のような冷たい光を放ち、ロードは思わず震え、足を滑らせて転んでしまいました。
巨人:“お前、そいつらの懸賞金額知らねェのか?敵うわけねェだろォ。”
ゲルズ:“勿論、今度は首飛ばしていいよ。”
ロード:“ゲルズたそ!”
ロードは心で思った:“刺激的…”
ロード:“しかし、あれはエルバフに生まれた者なら誰もが持つ夢でござる!太陽の神となり世界を支配する事は!”
ゾロ:“太陽の神…”
巨人1:“バカ言え!太陽神は支配者じゃねェ!”
巨人2:“そうだ、解放の神だ!”
巨人3:“いや、破壊の神!”
巨人4:“違う!笑いの神だ!”
ルフィ:“ケンカが始まったぞ!神が何だって?”
ヤルル:“エルバフには太古より伝わる、ハーレイという神典があるのだが、古き言葉ゆえ解釈は多岐に渡る。したがって、誰にも翻訳できぬまま、今に伝わり……このあり様よ。神典によれば世界はすでに二度壊れている。そしてその都度、太陽の神ニカの存在が刻まれておるのだ。世界が壊れぬ様現れた英雄か、全てを壊した破壊者か……彼は、この世界が大きく形を変える時に現れる。ゆえに時の権力者達はニカの出現を恐れるのだ。”
ルフィ:“ヘー「ニカ」か……ボニーが言ってたやつだな。”
ヤルル:“ニカは白い雲をまとい、まっ白な髪と衣装で大笑いしながら現れるという。”
ルフィ:“みんなが似てるって言ってたの、それだな!なはは、おれのは全然関係ねェぞ!”
ルフィはすでにニカの伝説を知っていましたが、自分とは関係ないと考えています。しかし、巨人たちの感情は次第に高ぶり始めます。
スタンソン:“そんな淋しい事言うなよ、麦わら…”
ハイルディン:“エルバフに生まれたらみんな……”
ゴールドバーグ:“ニカに懂れる、っていうのはホントでしゅ。”
ハイルディン:“ロードのバカを擁護する気はないがなア!”
ルフィ:“ふーん。”
ヤルル:“ロキも…死んだハラルドも、ある意味、ニカになろうともがいた結果かも知れん。”
巨人たちは突然興奮し始め、ヤルルの話がロキを弁護していると考えました。
巨人たち:“ロキの奴をそんな言い方でかばう事ねエよ、ヤルル様!”
ルフィ:“あ…ロキ,ロキっていい奴か?”
巨人たち:“いい訳ねエだろ!”
巨人たち:“あいつは呪いの王子なんだ! ハラルド王は「息子によって殺される」と、ロキが生まれる前から予言されてたのさ。生まれてまもなく、王家に仕える幸運の馬を殺した。リンリンが伝説の大戦士ヨルル様を殺したのも、あの年だった。国には天災が続き、王妃はロキを産んで一年でお亡くなりに。冥界を遊び場とし、天性の腕力で凶暴な動物達を殺し、従え、村に解き放った。それがわずか10歳の時。放火に破壊、ロキのイタズラの数々は我々の命を脅かした。王子の権力、意地の悪い性格。ハラルド様の不在時は地獄だった。そして、とうとう……
エルバフの歴史上最も偉大な王ハラルド様をロキは殺した!あの城で!恐れられる戦士の国エルバフと、世界の国々を繋ごうとした、心優しい光輝の玉だった…ヤルル様はその現場で、ロキを止めようとした時、刺されたんだ!”
ヤルル:“兜のお陰で助かったがな。”
巨人:“助かってねエけどな!6年程前か、海で暴れるロキを赤髪が捕えてくれるまでは…”
ルフィ:“シャンクスが? シャンクスここに来てたって?”
巨人:“ああ、少し前に来てたな。今どこへ行ったか知らねエが…”
ゾロはルフィの反応を静かに観察しており、何かがおかしいと感じているようです。しばらくして、二人は村の外れに向かい、ルフィはロキとの遭遇について打ち明けました。
ゾロ:“珍しくそわそわしてると思ったら、そういう事か。国中に嫌われてる王殺しの犯人だぞ。全部ウソに決まってんだろ!”
ルフィ:“でも、シャンクスの居場所知って、るっておれがどんだけ会いてェかわかってんのか?お前。”
ゾロ:“さんざん聞いてきたよ。だから足元すくわれたんだ。”
ルフィ:“じゃあロキは知らねエってのか?”
ゾロ:“まア評判は評判…おれは会ってねエからな。”
ロキ:“おれの知ってる事全部教えてやる!赤髪が今居る場所もなア。”
ルフィ:“もしウソなら、逃がさずぶっ飛ばすからよ!”
二人が大声で密談しているところにナミが現れ、三人は最終的に霧船に乗り、一緒に行動することを決めました。
ナミ:“何をコソコソしてるのかと思えば、あんたらが私なしで目的地に着けた事ある?”
ゾロ:“いいかルフィ、錠の鍵は手に入れるが…ロキの言動の真偽の見極めはおれ達がやる.”
ルフィ:“わかった!ありがとう!で、何でコイツがいるんだ?”
ナミ:“下僕にしたの。”
ロード:“光栄でござる。”
ゼウス:“でも、1番下僕はおいらで、2番はサンジだぞ。”
ゾロ:“雷くらってんな。”
ロードは再びゼウスの雷に打たれ、全身から煙を上げながらも、心の中では密かに喜んでいました。
ロード:“デフフ……なんて刺激的な虐げ!ナミたそとは同じ航海士として気が……”
ロード:“ナミたそとは同じ航海士として気が合ったり……”
ナミ:“二度と距離を縮めようとしないでね.”
ロード:“ですよね.”
ナミ:“宴の主賓が抜けるのは、悪いけどね。”
ルフィ:“ししし、肉持って来た。お前、食ったか?ヘラジカ。”
ロード:“もう、みんな酔っ払いモードで、何の宴かわかってないでござるよ。”
霧船はゆっくりと城へ向かい、大門は何らかの力で破壊されているようで、ナミは眉をひそめ、不安を感じています。
ナミ:“お城のお宝が消えると思うけど、どう思う?ロード。”
ロード:“拙者目が悪いので、きっと何も見えぬでござる!”
ゾロ:“お前それが狙いか?ナミ。”
ナミ:“え?”
ルフィ:“目!”
ロード:“ドガハハ……そういう事か…”
その頃、エルバフの冥界では、二人の不審者がロキを訪ねていました。
ロキ:“ドガハハハハハハハハ!よくりかい理解できただったら、改めて…断る!この世に生を受け、わざわざゴミクズになれって、世界一気高き騎士団への勧誘ありがとな!つまり、てめエら天竜人か?”
偽シャンクス:“情報は?”
軍子:“エルバフに派遣した諜報部員達は、巨大なカラスが現れたという通信を最後に音信不通、弱みは掴めてない。しかし、黙って聞いておれば非礼の極み…”
神の騎士団の軍子は、特殊な異色の瞳を持ち、飛行士風の帽子をかぶり、ゴーグルが付いています。顔の下半分は包帯で覆われ、左腕の袖は長い包帯に変化し、その先端は矢のように鋭くなっています。
軍子:“消せばよかろう。”
偽シャンクス:“早まるな、軍子。”
狼:“グルルルル……”
突然、一頭の巨大な狼が低い唸り声を上げながら二人の背後に現れ、ロキを守ろうとします。
ロキ:“ドガハハハ!食っていいぜ狼!”
ロキが命令を下すと、狼は軍子に近づき、その大きな口を開けて彼女を飲み込もうとしました。しかし、軍子は微動だにせず、ただ手を上げると、包帯が蛇のように素早く狼の首に巻き付きました。
軍子:“おい,息がかかった。”
包帯は軍子の操るままに急速に締まり、狼は苦しそうに悲鳴を上げて暴れます。ロキは危険を察知し、必死にその名を呼びます。
ロキ:“あア!おい狼!”
狼の体は包帯によって高く吊り上げられ、ついには絞め殺されてしまいました。
ロキ:“狼イ!”
偽シャンクス:“コイツを助ける、と言ったら、意見は変わりそうか?”
ロキ:“おオ…そういう取り引きするか……だったら、それがお前の運命だ、友よ。安心して死ね、悲しみも怒りもあるさ……だが、戦士は死に様ジタバタするな。この怒りを食らって、おれは世界を滅ぼしてやる!”
以上が今話の全内容です。来週は休載しません。ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。もし『ワンピース』漫画の熱心なファンであれば、ぜひ私のチャンネルを登録してください。皆さんの応援が私の動画制作の最大の原動力です。それでは、また次回お会いしましょう。
来源:中野三玖